健康診断
POINT年に1度の健診で健康チェック
健康診断(健診)は、ご自身の健康状態を把握でき、健康管理に役立ちます。当院では各種の健康診断、検診に対応しており、特定健康調査、雇入時健診、定期健診、各務原市がん検診に加えて胃カメラ・大腸カメラなどを組み込んだ内視鏡ドック、リスクに合わせて健診に組み込めるオプション検査なども可能です。
健康診断は予約制となっておりますので予約をとってお越しください。
健康診断の種類
- 雇用時検診
- 定期健康診断
- 胃がん検診
- 大腸がん検診
- 子宮がん個別検診
- 検査項目はこちらをクリック
- 診察・問診:既往歴、業務歴、自覚症状、他覚症状
- 身体測定:身長、体重、腹囲、聴力、視力検査
- 血圧測定
- 血液検査
貧血検査:血色素量、赤血球数
肝機能検査:GOT、GPT、γ―GTP
血中資質検査:LDLコレステロール検査、HDLコレステロール検査、血清トリグリセライド
血糖検査 - 尿検査:糖、タンパク
- 胸部X線検査
- 心電図検査
雇用時健診
就職・転職など労働者を雇用した際に行うことを義務付けられた健康診断です。(労働安全衛生規則第43条)
定期健診
労働者に対して定期的に行うことを義務付けられた健康診断です。基本的には毎年1回ですが、労働環境などによって半年に1回の頻度とされることもあります。(労働安全衛生規則第44条)
各種オプション検査もご用意しております
任意で追加可能なオプション検査
胃がんリスク検診(ABC) | 4,000円 |
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便潜血(2日法) | 2,420円 |
胃カメラ | 16,500円 (鎮静剤を希望される場合は別途500円頂戴いたします。) |
大腸カメラ | 22,000円 (鎮静剤を希望される場合は別途500円頂戴いたします。) |
腹部エコー | 6,600円 |
血液検査
- 感染症検査
HBsAg(抗原) | 3,300円 |
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HBsAb(抗体) | 3,300円 |
HCV抗体 | 3,300円 |
HIV抗体 | 3,300円 |
梅毒定性・TPHA | 1,700円 |
T-SPOT(予約制)結核 | 9,200円 |
ヘリコバクターピロリ抗体検査 | 3,300円 |
尿素呼気試験 | 6,600円 |
- 腫瘍マーカー
消化器関連 | CEA | 2,200円 |
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CA19-9 | 2,200円 | |
肝疾患 | AFP | 2,200円 |
前立腺疾患 | PSA | 2,200円 |
- ウイルス抗体検査
水痘帯状ヘルペス抗体 | 3,300円 |
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ムンプスウイルス抗体 | 3,300円 |
風疹ウイルス抗体(IgG抗体) | 3,300円 |
麻疹ウイルス抗体(IgG抗体) | 3,300円 |
- 内分泌検査
甲状腺機能・FT3 FT4 TSH | 4,600円 |
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各務原市の検診
POINT当院は各務原市が実施する以下の検診に対応しております
- 健康診査(ぎふ・すこやか健診)
対象
後期高齢者医療制度のご加入の方で、
75歳以上の方または、65歳以上で一定の障がいがある方
診査項目
問診、身体計測、診察、脂質検査、肝臓機能検査、血糖検査、貧血検査、腎機能検査、尿検査、心電図検査(必要に応じて)
自己負担金
すこやか健診のみの受診:
※詳しくは各務原市の「健康診査(ぎふ・すこやか健診)」をご確認ください。
- 胃がん検診
- 大腸がん検診
予防接種
予防接種は、重い症状や合併症を起こす感染症の予防を目的に行われます。原因となる病原体(細菌・ウイルスなど)を弱毒化・無毒化してつくったワクチンを接種することで体内に抗体ができ、抗体は体内に侵入してきた病原体の活動や増殖を抑えることで、病気の発症予防効果を示します。
当院で対応可能な予防接種は以下の通りです。
- インフルエンザワクチン
- ・破傷風ワクチン
- 肺炎球菌ワクチン(成人)ニューモバックス
- 肺炎球菌ワクチン(成人)プレベナー
- 風疹ワクチン
- 麻疹ワクチン
- MR(麻疹・風疹)ワクチン
- おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス)
- B型肝炎ワクチン
- A型肝炎ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン(ビケン)
- 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
- 子宮頚癌予防ワクチン
⇒予防接種の各料金はこちらをご参照ください。
予防接種を受ける方へ
WEBより事前にご予約ください。予防接種の数には限りがありますので、来院したその日の接種は対応できない可能性があります。ご了承ください。 なお、予防接種を受ける際には、事前に予診票を読み、その内容をしっかり理解してから受けるようにお願いしています。
予防接種を受けられない方・注意が必要な方
- 発熱している(37.5℃以上)
- 重い急性疾患が認められる
- 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液疾患などがある(治療を受けている場合も含まれる)
- ワクチンに含まれる成分(鶏卵・安定剤など)のアレルギーがある
- 過去、予防接種後2日以内にアレルギー症状(発熱・発疹・じんましんなど)を起こしたことがある
- 痙攣を起こした経験がある
- 過去に免疫不全の診断をされている
- 先天性免疫不全の血縁者がいる など
※上記の内容に当てはまる場合や、不明な点がありましたらご相談ください。
ATTENTION - 予防接種後の注意点
- 接種後の10分程度は、アレルギー反応の有無の確認のため、院内で過ごしていただくか、
院外に出る場合も速やかに当院へ戻れる場所にいてください。 - 接種後、発熱や倦怠感などの体調変化や接種部位の異常などの副反応が生じたら、当院へご連絡をください。
- ワクチン接種による副反応を予防するために接種当日は以下のことに気を付けてください。
- 過度の飲酒
- 激しい運動
- 注射部位を揉んだり、叩く
当院で受けられるワクチンの種類 - TYPE
- インフルエンザワクチン
インフルエンザについて
毎年冬になると流行するインフルエンザウイルスに感染して生じます。38℃以上の高熱が出て、頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感などの症状が現れ、遅れて喉の痛み、くしゃみ、鼻水、咳などを生じます。胃腸症状が現れることもあります。重症化して急性脳炎や肺炎を併発する可能性があり、免疫力の弱い子どもや高齢者は特に予防が重要です。幼い子どもは中耳炎を併発しやすく、痙攣を起こすこともありますので注意してください。
インフルエンザやインフルエンザワクチンに関する詳細は、新着情報をご確認ください。
毎年の接種で予防
インフルエンザウイルスにはいくつかの種類があり、毎年少しずつ変異します。ワクチンは、次シーズンに流行する可能性が高いタイプを予想し、数タイプに対応できるものがつくられています。毎年、インフルエンザワクチンを接種することで、効果的な予防が可能になります。
インフルエンザワクチンの接種時期
例年、流行する時期が決まっているインフルエンザの高い予防効果を得るためには、ワクチンの接種時期も重要になります。インフルエンザの場合、ワクチン接種の2週間後に抗体ができ、その効果は約5か月間続くとされています。流行する12月~翌3月頃までをカバーするためには、10月下旬~12月上旬の期間に接種を受けることが重要です。
- 肺炎球菌ワクチン
肺炎について
細菌やウイルスなどの病原体が肺に感染して炎症を起こしている状態です。生体には防御機能があり健康で免疫力に問題がなければ病原体が肺に感染することはあまりありませんが、加齢やストレス、病気などで免疫力が低下していると肺炎を起こしやすくなります。
日本人の死亡原因として、厚生労働省の人口動態統計では肺炎が長年上位にあります。高齢者は特に肺炎になりやすく、重症化しやすい傾向があり、誤嚥性肺炎を含め肺炎で亡くなる方のほとんどが高齢者です。
肺炎の原因となる病原体は細菌・ウイルスなど様々ですが、発症が最も多いのは肺炎球菌であり、肺炎全体の20~40%を占めるとされています。 肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎を起こしにくくし、感染した場合の重症化予防にも役立ちます。
ただし、肺炎球菌以外の病原体による肺炎を予防することはできませんので、肺炎球菌ワクチン接種を受けた場合も一般的な感染予防はしっかり行っていくことが重要です。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種をお勧めしたい方
65歳以上であり、下記に該当する方は、成人用肺炎球菌ワクチンの接種を推奨されています。
- 65歳以上
- 長期療養施設や養護老人ホームなどに居住している
- 慢性疾患がある(特にリスクが高いのは、COPDなどの呼吸器疾患、糖尿病、慢性心不全、肝炎や肝硬変など)
- 病気で感染症にかかりやすい状態
- 免疫抑制の治療を受けている
- 脾臓摘出などにより脾臓に機能不全がある
肺炎球菌ワクチンは高齢者を対象にした定期接種です
高齢者を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンは、予防接種法によって市町村が実施する定期接種になっています。肺炎球菌ワクチン定期接種の対象者は毎年生年月日によって異なります。対象期間中に市町村の契約医療機関や保健所で肺炎球菌ワクチンの接種を受けると、公費の補助を受けられます。対象年齢に該当するかなどに関しては、お住まいの自治体にお問い合わせください。
各務原市の高齢者肺炎球菌予防接種
費用:2,500円
詳しくは各務原市の「高齢者肺炎球菌予防接種」をご確認ください。
接種間隔は5年以上開ける必要があります
肺炎球菌ワクチンは5年以上効果が持続します。また5年以内に再接種を受けると注射部位に強い痛みを生じる可能性があり、再接種を希望される場合には前回接種から5年以上経過している必要があります。接種を受けたらその年月日が後からわかるようにメモなどで残しておいてください。 なお、接種は1年中、いつでも可能です。
接種後のご注意
肺炎球菌ワクチン接種を受けて、発熱やだるさなどの体調変化を起こした場合には、速やかに医師へ連絡してください。 接種部位の腫れ・痛み・しこり、発熱などの副反応を生じることがありますが、ほとんどの場合は数日かけて緩和されていきます。こうした副反応が長く続く場合は、医師へご相談ください。
インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用接種
併せて受けることで、より効果的な予防につながります。当院では併用接種をお勧めしています。
- 帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、体内に潜伏する水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)が再燃することによって発症する疾患です。水痘に罹患しても一度治癒しますが、ウイルスは知覚神経節に潜伏します。加齢、疲労、ストレスなどがきっかけとなり免疫が低下すると、ウイルスが再活性化し、神経の支配領域に限局して皮疹が出てきます。帯状疱疹は免疫が低下する、50歳代以上に好発する疾患です。
下記の方は罹る可能性がありますので注意してください。
- 年齢が50歳以上
- 免疫抑制剤の使用
- HIV/AIDSのある方
- 骨髄・臓器移植後の方
- 悪性腫瘍のある方
- 長期のステロイド使用している方
- 精神的ストレス、疲労などが強い方
帯状疱疹で問題なのは、50歳以上の患者の約2割が悩まされるという帯状疱疹後神経痛(PHN)です。鎮痛薬や抗うつ薬などの薬物療法、神経ブロック療法など行っても難治性で長期間、強い痛みに悩まされるケースもあり、高齢者や帯状疱疹の重症度が高いほど PHNが起こりやすいとされています。難治性であるという問題もあります。
2020年1月に乾燥組換え帯状疱疹ワクチンであるシングリックスが発売され、従来の生ワクチンと合わせて2種類のワクチンが使用できるようになりました。
シングリックス
特 徴
帯状疱疹発症予防効果が非常に高い:発症予防効果が50歳以上で97%、70歳以上で91%と言われています。 帯状疱疹後神経痛の予防効果も非常に高い:70歳以上での神経痛予防効果は85.5%と言われています。 帯状疱疹を長期に予防する:50歳以上の成人の試験では、少なくとも10年間は80%を超える有効性が確認されています。
2か月あけて2回接種が必要です。十分な免疫を作るのに4万円~5万円の費用がかかります。(当院では1回22000円です)
弱毒生水痘ワクチン
発症予防効果は中程度:帯状疱疹の発症予防効果は50~59歳で69.8%、60歳以上の方で51.3%と言われています。 帯状疱疹後神経痛の予防効果は中程度:60歳以上での臨床試験で、帯状疱疹後神経痛予防効果は66.5%と報告されています。 長期予防効果に乏しい:ワクチン接種後に1年目では67.5%の予防効果になりますが、2年目には47.2%、その後徐々に低下し、8年目には発症予防効果は31.8%にまで低下しています。
1回の接種で済み、当院では1回8,800円です。
FEE - ワクチン接種料金表
- 抗体検査料金
風疹 | 3,300円 |
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麻疹 | 3,300円 |
ムンプス | 3,300円 |
水痘 | 3,300円 |
- 予防接種料金
インフルエンザワクチン(例年10月から接種開始)
インフルエンザワクチンは接種する年で金額が異なります。
また、お住まいの市によって補助が出る場合があります。
詳しくはお問い合わせください。
破傷風ワクチン | 3,520円(税込) |
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肺炎球菌ワクチン(成人)ニューモバックス | 9,900円(税込) |
肺炎球菌ワクチン(成人)プレベナー | 12,760円(税込) |
風疹ワクチン | 6,050円(税込) |
麻疹ワクチン | 9,900円(税込) |
MR(麻疹・風疹)ワクチン | 9,900円(税込) |
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎・ムンプス) | 6,600円(税込) |
B型肝炎ワクチン 4週間間隔で2回+約半年後に1回接種(合計3回) |
1回につき 5,500円(税込) |
A型肝炎ワクチン 初回と、その2~4週間後、さらに初回接種の24週後の計3回が基本です。 |
1回につき 6,6000円(税込) |
帯状疱疹ワクチン(ビケン) | 1回8,800円 |
帯状疱疹ワクチン(シングリックス) 2か月の間隔で2回接種が必要(予防効果は10年以上持つといわれています。) |
1回22,000円(税込) |
子宮頚癌予防ワクチン ガーダシル | 17,500円 |
子宮頚癌予防ワクチン シルガード9 | 29,700円 |